★模試の効果的な活用法★
模試=健康診断
模試の時期になりました。
毎年塾内では悲鳴と落胆の声が渦巻いていますが、、、。
喜びや悲しみはその日だけにして、模試の効果的な使い方を知っておきましょう。
よく私が言っているのが「模試は健康診断なんだよ」ということです。
もし健診を受けてどこか悪ければ放っておかないで治療をしますよね?
それと同じなんです。
もちろんD判定、E判定など、結果は真摯に受け止める必要があります。
しかしE判定でも受かる子はいます。
それよりももっと大事なことは、自分はどこでつまずいているのか、原因は何か、時間配分は大丈夫だったか、
どの教科が苦手でどの単元が勉強不十分なのかを自分で把握することです。
模試の成績を上げたい人の勉強
「せんせー。どこでつまづいてるかは分かったけど、 勉強の仕方が分からないよ~」という人。
「定期テストは点が取れるけど模試の成績が上がらないよ~!」という人。
1.時間をはかって模試の過去問を解く
2.点を取らなければならない問題を把握する
↑上記の2つを実践してみてください!!
1.模試の過去問を解く
そもそも解き直しをしていないという人はいませんよね?
模試は普段どれだけ復習しているかがあらわれます。
まずは実際に模試の過去問を1週間に1回分(5教科)解きましょう。
自分のできていない箇所が見えてくるはずです。
時間をはかることも忘れずに。「時間がなくて解けなかった~」をなくしましょう。体に覚えさせるのと、時間配分が鍵です。
また、以下に挙げる単元は今まで習ってきたもので頻出のものです。
今これを見て「この単元抜けてるなあ」ということがあれば、今すぐその単元の基礎事項を復習してください。
<この時期までに習った単元で特に頻出の単元>
英語…単語、熟語、be動詞と一般動詞(三人称単数、過去形・過去分詞形)、人称代名詞、助動詞、接続語
数学…正負の数(四則演算・累乗・分数・小数)、文字式(多項式の計算)、単項式の乗除、方程式、連立方程式、2次方程式、展開・因数分解、
平方根、資料の整理(中央値・最頻値・平均値)、四分位範囲(箱ひげ図)、確率、作図
国語…漢字、作文、文法、古文
理科…生物(植物・動物の分類、消化器官、細胞と遺伝)、地学(地震の計算、堆積岩と火成岩、水蒸気の計算と天気、宇宙と天体)
化学(気体の性質と集め方、薬品、状態変化、化学反応式、酸化と還元、炭酸水素ナトリウムの熱分解、イオン式、酸とアルカリ、電気分解と電池、
中和)、物理(光・音・圧力、電気と回路、電流と磁界、仕事とエネルギー)
社会…地理(国名、各国の特徴、家屋、食文化、伝統衣装、宗教、県名(県庁所在地)、各県の特徴(特産品)、地形図、農業、工業)
歴史(時代区分、時代ごとの人物、出来事、文化、年号、江戸後期の三大改革、明治維新の三大改革、戦争(きっかけ)と条約、恐慌、高度経済成長、
好景気、三種の神器・3C、平和条約)
公民(日本国憲法前文、第1条、第9条、第25条、国民主権、基本的人権の尊重(平等権・自由権・社会権・新しい人権)、平和主義)
とにかく問題を繰り返し解き、形式・本番に慣れること。
解いていると、次第に傾向と対策ができるようになってきます。
2.点を取らなければならない問題を把握
模擬試験の目的は、今現在の正確な実力を知り、
今後のレベルアップにつなげることです!
間違えた問題をしっかり分けてください。
具体的には、以下のようにわけます。
A:ケアレスミス
B:あと1歩(少しヒントがあったらできるレベル)
C:全くわからない
A:自分がミスする傾向を把握し、次は絶対同じミスはしない!と誓う。
B:レベルアップに一番重要なポイント 解答をみて自分で解きなおしをする!
※できない場合は必ず質問する。Bにしっかり対応すると必ず成績あがります!
C:あまり気にしない。満点を取る必要はない。まずはAとBに注力する!
まとめ
とにかく冬期講習までに基礎を徹底的に叩き込んでください。
暗記に関しても、瞬時に解答できるように。
入試のときに忘れているようでは暗記の意味がありません。
半年後まで覚えているぐらいの暗記の仕方を実践してほしいですね。
そして、勉強の仕方・やり方に迷ったら
『塾講師を頼りましょう!』
自習あるのみ!!