2025年の大学入学共通テストから、国立大学の一般選抜の受験生には原則として、情報Ⅰを加えた6教科8科目が課される方向となりました
2022.02.07
小・中学校に続き、 高等学校においても2022年度からプログラミングを学習する「 情報I」が新たに必修化されます。大学入学共通テストついても、 国立大学協会において「情報」がすべての国立大で原則、 受験生に課す方針を決めたとの発表がありましたので共有させてい ただきます。
すべての国立大において、 プログラミングが出題範囲となるということになります。
すべての国立大において、
以下発表となりました文章です。
2025年の大学入学共通テストから、国立大学の一般選抜の受験生には原則として、従来の5教科7科目に教科「情報」(科目は情報Ⅰ)を加えた6教科8科目が課される方向となった。教科「情報」は来年度の高1から導入される新学習指導要領に基づき、プログラミングなどを学ぶ情報Ⅰ(必ず履修)と、発展的な情報Ⅱ(選択)の2科目に再編される。これを受け、来年度の高1が高3になって臨む25年の共通テストでは、情報Ⅰが初めて出題されることが決定。現行の「社会と情報」「情報の科学」を履修し、情報Ⅰを履修していない25年入試時の浪人生(今の高1以上)には、別の問題を出すことが決まっている。
2025年の大学入学共通テストから、国立大学の一般選抜の受験生には原則として、従来の5教科7科目に教科「情報」(科目は情報Ⅰ)を加えた6教科8科目が課される方向となった。教科「情報」は来年度の高1から導入される新学習指導要領に基づき、プログラミングなどを学ぶ情報Ⅰ(必ず履修)と、発展的な情報Ⅱ(選択)の2科目に再編される。これを受け、来年度の高1が高3になって臨む25年の共通テストでは、情報Ⅰが初めて出題されることが決定。現行の「社会と情報」「情報の科学」を履修し、情報Ⅰを履修していない25年入試時の浪人生(今の高1以上)には、別の問題を出すことが決まっている。
国大協の入試委は、国立大の一般選抜の受験生に、1次試験にあたる共通テストで情報Ⅰを課すべきかを検討してきた。大学入試センターに対しては、浪人生と現役生との間に不公平感が生じない対策を取るよう要請。現役生向け問題と浪人生向け問題の平均点に大きな差が生じた場合の「得点調整」などの仕組みが整えば、6教科8科目を課す方針を固めていた。
大学入試センターは17日、25年の共通テストで、浪人生向けに「情報」の現行科目(「社会と情報」「情報の科学」)の内容を出題範囲とする「旧情報」(仮称)を設けるとともに情報Ⅰと旧情報の得点調整を行うことを表明。これで国大協入試委の「6教科8科目を課すのを原則とする」との方針が固まった。