先生が何から何まで勉強の進め方を指導するのが本当にいいの?
下記の1・2、どちらの方が成績が伸びると思いますか?
1、生徒の指導において、まずテキストの説明や意味を細かく指導してあげて、次は何をやったらいいのかページまで教えてあげる、そして、どの科目をどれくらい勉強したらいいのかまできちんと指示してあげて、最後に、家でもなにをやるのかまでしっかり指示してくれる親身な指導
2、進み方や何を勉強するのかは、生徒自身に極力決めさせて、困ったときやどうしても解けない問題があったら質問に答えてあげる。学習の仕方もまず生徒のやり方をみて、それに必要な部分だけアドバイスを与えながら見守る指導
私は2だと思います。
これまでの600以上の指導経験を通じて、
何から何まで指示しないと何もできない生徒や、丁寧に教えすぎた場合は成績が伸びません。
反対に、生徒の自主性を認め、生徒のやり方に沿った指導、生徒の求めに応じたアドバイスをした生徒はグ~ンと伸びます。
理由は「自分で考える」習慣が身につかないからです。1の生徒だと、先生や保護者の方がいない状況では、何をしていいか分からなくなります。
これは、ご家庭でのお子さんへの対応の仕方と共通しているのではないでしょうか。
「うちの子、こちらが言わないと何もしないんです。放っておいたら、それこそ宿題もしません。」
そんなご家庭の生徒は塾で愚痴をこぼします。
「うちの母さんって、僕が勉強やろうかなと思った瞬間に「宿題やったの?」って言うんだ。それを聞いたら、もうやる気がすっかりなくなる。」
だれでもそうだと思うのですが、指示されたり、怒られたりしてやる時はやる気も起きません。
でも、自分からその気になってやって、その結果をいいタイミングでほめてもらうとモチベーションはマックスに達します。
どうか、お子さんの自主性を認めてあげるようにそっと見守ってほしいです。
そして、がんばったときは大袈裟にほめてください。
きっとあなたのお子さんはその期待に応えて、立派に成長して、後で感謝すると思います。
詳しい内容を知りたい方は、ヒーローズ北赤羽校までお越しください。