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「反抗的な態度」をとることが成長の証である。
子育てにおいてそんな言葉を一度は耳にしたことがあることかもしれません。
しかし、それは本当なのでしょうか。

今回は、この子育てにおいて厄介な「反抗的な態度を取るときの対応」について、お話します。

■反抗的な態度とは何か?

反抗的な行動といえば、
暴言をはくこと、暴行をすること、口答えをすること、無視をすること、といったものがあげられます。
子どもたちが、このような行動を取るのは、
過去の経験したこと・記憶したことの中から、
行動を自分で選んでいると、心理学では説明されます。
つまり、自分の持つ欲求を満たすために、
常に最善と思うことを選択して行動しているということです。

「なんで言うこと聞かないの!今夜はごはん抜きです!」「何時だと思っているの!早く寝なさい!」
私たちが先に子どもたちに対して、そういった威圧的・反抗的・支配的な態度を取ったところで、
子どもたちは思うように動いてくれることはないでしょう。
なぜなら、欲求を満たすための最善の行動をやめさせられるのは、彼らにとって、耐え難い苦痛だからです。
やめさせようとすればするほど、反抗的な態度をとられるか、聞いたふりをされて終わってしまいます

■効果的な関わりとは?

実際にそういった威圧的な態度を取られた経験は誰しもがあるはず。
その時、どんな感情を持たれたでしょうか。
相手の言うことを聞こうと素直に思うでしょうか。
きっとそうではないことが多いはずです。
子どもが大切だから、愛しているから、ついつい強く言ってしまうのです。
しかしそれは、子どもたちが自ら行動を変えようとすることから考えると決して効果的な関わりとは言えません。

■優先すべきは子どもとの関係性

子どもたちは、まだまだ価値観が明確に固まっておらず、どの行動が良いのか、よく分かっていないことが多いです。
それは精神的にとても不安定な状態なのです。
だからこそ、親がすべきことは、「自分の正しさや感情を提示すること」よりも、
子どもと良い関係性を築くこと」を優先したほうが良いでしょう。
本当に苦しいときに、相談したいと思えるような関係性を築けたとすれば、
きっと子どもたちにとって、親は心の拠り所となり、反抗の対象ではなくなるでしょう。
「心を許せる存在」となるので、反抗的にならなくても、親は欲求を満たしてくれる存在になり得るのです。
親の存在そのものが、願望の世界に入る、すなわち「好きな人」に変わるのでお互いに思いやりを示す関わりが徐々に出来るようになっていくでしょう。
正しさを押し付けず、まずは子どもたちと「いかに良い関係になれるのか?」に焦点をあてて関わってみてはいかがでしょうか?

その他親子関係についてご相談がある方は東京都北区にあるヒーローズ北赤羽校までご連絡下さい。