12月のお休みに私の大好きな歌舞伎を見に行ってきました!
12月のお休みに私の大好きな歌舞伎を見に行ってきました。
歌舞伎は見るたびに何度見てもいいなあと感じます。
もともと伝統芸能には興味がなく、教育テレビでやっていてもチャンネルを回していました。
歌舞伎を初めて見たのは中学生のときでした。学校のポスターに学生割引のものがあり、母の一度見ておいた方がいいよの一言で見に行くことになりました。
最初見たときは、ストーリーは全然わかりませんでしたが、華やかさに圧倒された記憶があります。
学生向けでしたので、当時の若手俳優が歌舞伎の説明をしていて、廻り舞台を見て最新式だなあとその時は驚きました。
ただハマるまでにはいきませんでした。
最大のハマったきっかけは、歌舞伎座の建物が新しくなるということで2009年〜2010年に行われたさよなら公演と杮葺落し(こけらおとし)大歌舞伎で、その時に見た十八世中村勘三郎の『怪談乳房榎』でした。
舞台上で本物の水を使う「本水」を使った演技や、本気の立ち回りを見てなんてすごいのか!と感動致しました。
最近は若者向けに、ONEPIECEやNARUTO、ナウシカのような漫画・アニメ作品を歌舞伎化したり、ファイナルファンタジー歌舞伎のようにゲームから歌舞伎にしたりもしています。
私は歌舞伎から学べることって多いなと感じます。
例えば、独特の間だったり、江戸の粋、中学の歴史で学ぶ江戸の文化が分かります。
中学の古典に出てくる『平家物語』や、都立入試の古典で出た『勧進帳』などが舞台になっていたりもします。
また、普段はあまり触れることのない和楽器(中学の音楽で習います)やその音色の良さに気づいたり・・・。
幕の内弁当、どんでん返し、裏方、お家芸、市松模様、大詰め、男前、十八番
二枚目、修羅場、だんまり、泥仕合、幕を引く、見得、見せ場、黒幕、差し金、正念場・・・
歌舞伎から生まれ、現代も使われてたりする言葉もありますよね。
初めは”行くハードルが高い”と思いましたが、今はコンサートやライブを見に行くのとなんら変わりないと感じています。
伝統を残しつつ現代の傾き(かぶき)を取り入れる歌舞伎。
ぜひ、機会があれば行ってみてください!